今回は、からだの不感症、についてのご相談です。

こころの不感症とからだの不感症の関係をお伝えしているなかで、「最近、濡れにくい」「感じにくい」というご相談がありました。
下記のコメントは、そこから端を発したものになります。

追伸:

心の不感症は男性だけではなくすべてかなぁ……
でも必ず自分本来の力を発揮しきります。

ゆっくりですが。
結婚や彼氏を本当に求めているのか自分でももやっとして分からないくらいですから(笑)


 

あなたの幸せのヒントになれば幸いです

グループカウンセリングでも個人カウンセリングでも、「最近、濡れにくい」「感じにくい」というご相談も多いです。

そのようなご相談では、まずは年齢や器質的なお話からはじめて、内面を探ることがあります。
そして大抵の場合、「心の不感症は、からだの不感症にもつながるよ」というお話に展開します。

そこで今回は、「男性の感じ方」と「女性の感じ方」についてお話していきます。
「濡れにくい」「感じにくい」というご相談から、「心の不感症は、からだの不感症にもつながる」をテーマにしています。

「男性の感じ方」とは?

「男性の感じ方」からお話を進めたいと思います。
「男性の感じ方」は実は……

男性は「感じている」のだけれど、それをどのように表現して良いか? が解らないという説明の方が適切だと思います。

その理由として、「男性は右脳と左脳をつなぐ脳梁が細いから」といった見解もあります。

もちろん、それもあると思いますが……私は、「小さい頃からの育ちも影響」が多分にあると考えます。

「男なんだから、泣かない」
「男は平然としている」
「黙って行動するのが男」
「女のようにメソメソするのは、女々しい」

などというように、男性の方が、小さいころから「性の差」を強調した表現を使われることが多くあったのではないでしょうか?
そこから「感情を抑圧することが美徳」と教わってきた男性も多いのではないでしょうか?

男性は女性よりもずっと、「感情をおさえるべき」という教育をされてきているとすれば……

「感情をあらわにすることは、とても恥ずかしいこと」という思いこみを作ってしまうのではないか?
と私は想うのです。

感情と感覚の関係

「感情」とは、そもそも何だと思いますか?

感情があらわされる前には、「感覚」というものがあります。
つまり、「感覚」に名前をつけたものが「感情」です。

「感情」という名前がつかないものもあります。たとえば……

「もやっとする」
「ざわざわする」
などは、あなたのなかでは「感覚」といわれるものではありませんか?

けれども、この「もやっ」や「ざわざわ」を丁寧に拾いあげ感じてみると……

悲しい
寂しい
イヤ
怖い

という「感情」をあらわす言葉で表現ができるようになります。

感覚をキャッチしやすい性質

「もやっ」や「ざわざわ」といった、「感情」という名前がつく前の感覚をキャッチすることは、男性よりも女性の方が上手です。
これは、「女性は女性性の扱いが上手い」という表現にすることができます。

一方で、男性も「女性性」という性質を持っています。
けれども、扱い慣れていない男性が多いです。

もちろん、女性も「男性性」というものを持ち合わせています。
ですが、女性は「男性性」の扱いが得意ではありません。

この「女性性」や「男性性」というものは、人の性質を二つの異なる性質に分ける考え方です。

「女性性」や「男性性」というものは、「人の性質」を二つに分類したものであり、かつ、それぞれは真逆の特徴を持っている、と思って頂ければと思います。

いずれにしても、女性にも男性にも扱いが上手・下手な「性質」があり、扱いが下手な性質を使い慣れるためには訓練が必要になるのです。

教育と観念が与えてしまう感覚のマヒ

さて、話を「男性の感じ方」というテーマに戻します。

大人になる過程で、男性の方が「感情を我慢すること」を諭されてきました。
そして、感情を表現することを「恥ずかしいこと」として認知させられてきた、のだと感じています。

この「感情の我慢」や「感情表現の恥ずかしさ」という観念については、未だに戦時中と同じくらいのものを引き継いでいるのでは? などと思わせられる出来事に多く出会うからです。

一方、このような観念が引き継がれているにも関わらず、現在の社会のなかで男性は

いかに結果を出すか?
いかにタスクをこなすか?
いかに効果的か?
いかにスピーディーか?

が大事だとも言われるわけです。

戦時中と同じように、「感情は我慢するもの」「感情表現は恥ずかしいもの」といった観念を引き継ぎ、効率を求める社会のなかに置かれる男性です。

感覚がマヒしても、感情が表現できなくても、それは……仕方がないです。

感覚のマヒは、感情を出す練習をすれば戻せます

「男性の方が感じにくい」というは正解です。
また、ここでの「からだが感じる」は感覚や感情の抑圧がテーマですので、「女性であっても感じにくくなる」というのも正解です。

けれども、「感じにくい」はトレーニングで「感じる」に変えることができます。

そしてそこには、それをサポートできる人が必要です。
それが恋人でありパートナーなのです。

 

恋愛も結婚も、性別に関係なく

安心できる人
安心できて、自分を解放できる人
それぞれが、のびやかに生きていくことを応援しあえる人

と在るのが理想です。

からだの感覚として「パートナーに感じにくい」というものがあるならば、もしかすると、「いっしょにいて嬉しい、楽しい」といった感情を表現しずらかったり、「安心」という感覚を感じにくくなっているかもしれませんね。

感情は、感覚を捉え、そこに名前を付けるから「感情」となります。

からだの感覚であっても、それが鈍くなり捉えられない、ということは……自分は「どうしたいのか?」が分からなくなっていても仕方がないのかもしれません。

ならばまずは、感覚を取り戻し感情を表現する練習をすることが、大切です。

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